ハリウッドVFX業界就職の手引き

ハリウッドVFX業界就職の手引き
鍋潤太郎氏による、海外のVFX業界で働くための手引き。お薦めです。

2013年8月31日土曜日

ライティングしてみる その1

木村でございます。気がつけばもう8月も終わりですね。私、今年のLAはあんまり暑くなかったな、と思っていたのですが、ここ数日になって結構暑くなってきました。LAは場所によってかなり暑さの度合いが変わるんですが、私の住んでいるWest LA(海岸沿いのエリア)はそんな感じです。多分山側(北のVan NuysやBurbankなどがあるエリア)はもっと暑いんじゃないかと思います。

それはさておき、今回からライティングのお話をしようと思っていたのですが、ちょっと事情が変わってどうもそんな悠長な雰囲気ではなくなってきました。


私を個人的にご存じない方はプロフィールを見て頂くとわかるんですが、私専門がLookdevおよびLightingです。このブログを始めた当初から、いずれライティングに関してはお話ししようと思っていたのですが、なにぶん専門ですから、うかつなことを言って間違っていると結構恥ずかしいので、それなりに準備をしておりました。まずベースになる知識を共有するところから始めようと、「写真を撮ってみる」と題した連載で写真撮影の基礎知識、イメージ・フォーマットやHDRIなどの話をしましたが、一応これがライティングのお話をするための前ふりだった訳です。そして実際のライティングに関しては、私が最近個人的に制作したメーガン・フォックス(Transformersの1作目と2作目で主人公のガールフレンドを演じていたアメリカの女優さんです)のポートレイトを素材に、人間のキャラクターのデベロップメントについてお話しする予定でした。



でしたが、実は私、来月から12月くらいまで、日本で仕事をすることになったんですね。以前勤めていた会社でお世話になった方から、人手がいるので手伝わないか、とお誘いを頂いたのでご厚意に甘える形になったんですが、いろいろお話を聞いているとかなり忙しいことになりそうで、悠長にブログなど書いていられない感じです。もちろん時間が取れれば書いていくつもりではありますが、今のところなんとも言えない、というのが正直なところです。そもそも日本に行ってしまうと「アメリカでCG屋をやってみる」というブログの趣旨にも反する感じもしますが、とりあえず内容はこちらのプロダクションでやっている様な仕事の進め方、ということで考えていた次第です。

そういう訳ですので、連載1回めから続くかどうかわからない状態なんですが、とりあえず作例がどういうものか、ざっとご説明だけしましょう。レンダリング結果はこの投稿の一番上にある画像です。まずモデリングですが、これは私の専門ではありませんので詳しく説明するつもりはありませんが、基本的にほとんどZBrushで作り、Lowレベルのサブディビジョンをポリゴンに変換し、Highレベルのディティールはディスプレースメントと法線マップで出力しています。テクスチャもほとんどZBrushで描いています。これを全てMayaに持っていき、質感やライティングを設定した後、mental rayでレンダリングしています。私特にmental rayが好きな訳ではないんですが、Mayaのライセンスがあれば必然的にmental rayも手に入るので、そういう訳で使っています。多分予算に都合が合えばV-RayやRenderManなど使っていたかもしれません。とは言え、mental rayが決して悪いレンダラーという訳ではないので、これに関しても使い方の勘所などを(予定では)お話ししていくつもりです。


そんな訳で次回がいつになるのかわかりませんが、ライティングの基本関して、まずお話しする予定です。

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