ハリウッドVFX業界就職の手引き

ハリウッドVFX業界就職の手引き
鍋潤太郎氏による、海外のVFX業界で働くための手引き。お薦めです。

2015年12月27日日曜日

イギリスのVFXユニオン、ハリウッドVFX業界就職の手引き、そして年の瀬のご挨拶

木村でございます。今年最後の投稿になりますが、業界ニュース、宣伝、そして年の瀬のご挨拶をさせて頂きたいと思います。


イギリスでVFXアーティストがユニオンを結成

若干古いニュースになりますが、今月の3日、幾つかの映像系メディアによると、イギリスのMPCのコンポジット・アーティストたちが、当地の労働組合団体BECTU (Broadcasting, Entertainment, Cinematograph and Theatre Union) のバックアップを受けて、同社に対して彼らコンポジット・アーティストの労働組合の結成を認めるよう、要求したとのことです。このコンポジット・アーティストたちは135人で、同社のコンポジット・アーティストの半数に上るため、BECTUはMPCが彼らとの交渉に応じる義務がある、と説明しています。


以前もお伝えしましたが、イギリスでは、時間外労働に対して会社が残業代を払う義務がないため、VFXアーティストの多くは長時間労働に苦しめられてきており、今回の交渉でも間違いなくこの点が争点になるでしょう。MPCが今後どのように出るかはまだ伝えられておらず、またこの労働組合はあくまでイギリス国内に限った話ですので、直接それ以外の国のVFXアーティストが影響を受けることはまだないと思いますが、これがほかの国にも波及して、VFX業界全体の労働環境が改善されることを期待したいものです。また、前出のHollywood Reporterの記事によると、他にもう1社、イギリス国内のVFX会社(社名は不明です)で同様な動きがある、とのことです。

ハリウッドVFX業界就職の手引き 2016年版

毎年恒例、鍋潤太郎氏と溝口稔和氏による「ハリウッドVFX業界就職の手引き」の2016年版が出版されました。


書籍版のほかにAmazonのキンドル版も入手可能です。このブログのトップにあるバナーからも辿ることができます。これまでもご紹介してきましたが、アメリカやカナダのVFX業界に就職するにあたって、単なる心構えだけでなく、デモリールやレジュメの作り方、ビザの取得プロセスなど、実際に役立つ知識が詳細に書かれています。実際にこの本を参考にして、海外のプロダクションに就職できた、という方も多くいますので、みなさんもぜひご活用ください。

年の瀬のご挨拶

今年は年明けから日本のクライアントのために東京に戻り、久しぶりに日本暮らしを長期満喫させていただいております。さすがにちょっと寒さが堪えるんですが、今年はそれでも暖冬だそうですので、文句は言えませんね。私の帰国を知って飲み会に誘っていただいた方々、ありがとうございました。久しぶりに旧交を温めることができるのが、帰国の何よりの楽しみです。来年も年半ばくらいまで日本にいますので、まだお時間頂ける方はぜひ飲みに行きましょう :D

また、私のことを全くご存じないながら興味をもってこのブログを読んでいただいた方にもお礼を申し上げます。スローペースではありますが、来年も何か面白いことを書いていこうと思っておりますので、よろしくお願いします。

ではよいお年を。

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